前座・導入 展開・整理 グループづくりのために
TOP → 楽しく運動しよう → グループづくりのために
back back BACK NEXT next next
楽しく運動しよう

グループづくりのために-参加者を場に引き込む-
イメージ
 紹介されている運動指導手法をグループづくりという観点から整理してみました。健康づくりは基本的には個人が行うものです。しかし、個人が一人で、自分の生活を変え、健康づくりから自己実現を行う豊かな人生へと向かっていくには努力が必要なのではないでしょうか。これを容易にするために、仲間づくりを通してということが言われています。集団になると、単に個人の力を集めた以上の力が発揮できるようです。参加型健康づくりは、このステップへの介入と言えます。

1.アイスブレーキング
 参加者は新しい場に戸惑いと不安を感じています。・・・講師はどんな人だろうか、来ている人たちはどんなひとたちなのだろうか、これからの教室に自分は付いていけるだろうか。
 講師(リーダー、指導者)の一挙手一投足に参加者の目が集まる時期ですが、その注目を利用して、参加者の緊張を解き、リラックスとリーダーへの信頼の流れに引き込むことが可能です。
<運動指導手法の例>
  ・指組み離し  すばやく動く
  ・指クルクル  すばやく動く
  ・後出しジャンケン  すばやく動く あたまの体操
  ・グーパー体操  すばやく動く あたまの体操
  ・あなたの体力年齢は?  やわらかさを保つ 転ばない
  ・ボールを使って(1人で)  すばやく動く 転ばない 長く動く

2.仲間を見る
 参加者はリーダーに対しては緊張感を解いています。一緒にきた友達同士、知り合い同士とは話をしていますが、まだ他の参加者のことは知りません。しかし、気になってくる時期です。偶然性を利用して、参加者全体を混ぜて(シャッフル)してみましょう。
<運動指導手法の例>
  ・天国に行きましょう  転ばない 長く動く あたまの体操
  ・ジャンケン壁タッチ  すばやく動く 転ばない 長く動く あたまの体操

3.偶然のグループ
 参加者がそれぞれに親しみを覚えてきたら、参加者の関心の対象をリーダーから他の参加者に移していきます。2人〜数人のグループを作り、リーダーからの指示ではあるがグループメンバー同士で何かをすることで、場の主役は徐々に参加者に移っていきます。
<運動指導手法の例>
  ・からだまるごとワッハッハ&くやしい  すばやく動く 転ばない
  ・おちぢみさん&おひらきさん  転ばない やわらかさを保つ
  ・じゃんけんスキップ  すばやく動く 転ばない 長く動く

4.チームの芽生え
 参加者同士の親しみが増すと、関心はリーダーからの指示ではなく仲間との場の共有に移ってきます。グループメンバー間でコミュニケーションが増加する時期です。グループメンバーの数も2人では飽き足らなくなってきますので、数人のグループを構成することも考えてみます。
<運動指導手法の例>
  ・円型キャッチボール  やわらかさを保つ すばやく動く
  ・呼びかけキャッチボール  すばやく動く 頭の体操

5.チームワーク
 グループメンバーの間で、親しさが増し信頼感が生まれてくると、グループでひとつのことを成し遂げようとするようになります。これがチームの芽生えです。リーダーはルールを説明するだけでよく、あとは参加者が自分たちで工夫しながら、目的達成のためのもっとよい方法を探していきます。
<運動指導手法の例>
  ・シグナル体操  やわらかさを保つ 長く動く すばやく動く あたまの体操
  ・ボールを使って(多人数で)  すばやく動く 転ばない 長く動く

6.自分に還る
 グループでの活動のあと、共にひとつのことを成し遂げたという達成感と安堵感が生じます。こころもからだも休息に向かい、心地よさを味わおうとするようになります。リーダーはこの機会をとらえ、休息に向かわせながら、意識を自分に向けられるように誘導してあげることができます。参加者の注意をはいったんリーダーにそそがれますが、次第に自分に向いて、最後は自分で宿題を発見していくようになります。
<運動指導手法の例>
  ・からだにタッチ  すばやく動く やわらかさを保つ あたまの体操
  ・石・木・タンポポの種(岩・柳・タンポポの綿毛)  やわらかさを保つ
  ・もしもしかめよ  すばやく動く 頭の体操

back back BACK NEXT next next
前座・導入 展開・整理 グループづくりのために

Copyright (C) 2001 Hokkaido Health Promotion Foundation. All Rights Reserved.