正しいフォーム

間違った方法でウォーキングを続けていても、不快なウォーキングになってしまったり、足腰に負担をかけて痛めてしまったりと、効果は期待できません。
ウォーキングの効果を得るためには、正しいウォーキング方法をマスターしましょう。

正しいフォームをチェックするためのポイントを体の上の方から順番に、ご紹介します。

頭・目
  • 進行方向をまっすぐ見て、あごを軽く引き、頭をグラグラさせない
  • 頭の真上から、ヒモで吊られているようなイメージ
上体・腕
  • 肩の力を抜き、リラックス
  • 背筋を伸ばす(胸を張り過ぎないように)
  • おなかを引き締めて
  • ひじを軽く曲げ、腕を歩調に合わせ、しっかりとテンポよく振る
腰・脚
  • 腰をひねるように、足(脚)を振り出す
  • 大股(歩幅を広く)で、やや早めの速度でリズミカルに歩く
  • かかとから着地し、足全体を地面に付けて、つま先で地面をけりだすように歩く
  • 重心移動は足裏ローリング
  • かかと→足の裏中央のやや外側→小指の付け根→親指の付け根→親指に力を入れて踏み込むのが理想
  • まずは、かかと着地でつま先(親指)で蹴り上げることを意識する
  • 靴は、つま先・土踏まず・かかとで、足に適していることをチェックし、ヒモをしっかりと閉めて履く
  • 靴のつま先には5㎜~1cmにゆとりがあるもの
  • 靴の土踏まずと靴のカーブが合っているもの
  • 靴のかかとには5㎜くらいのゆとりがあり、弾力性と安定感があるもの
太もも歩き
  • 太もも歩きでは、より高度な有酸素運動がなされる
  • 通常のウォーキングは膝を伸ばしてから、かかとで着地するが、太もも歩きは階段を登るときのように膝を曲げて足裏全体でフラットに着地する
  • 太もも歩きでは、太ももが前後に大きく開くので、ヒップと太ももの筋力が使われ、また強くなる
  • 太もも歩きは、凍結路面ではスリップ転倒の予防になる。